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インターネット業界に居るのですが、情報収集ばかりで、”発信” 出来て無いなぁと思い、一念発起してみました。

いい質問が人を動かす「質問」でコーチングの効果を高める3つのコツ

      2017/01/08

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Anouk Laughing / François Reiniche | https://goo.gl/U5ZE9h

  • ついつい、子供/チームメイトが間違えたときに、怒ってしまう
  • 子供/チームメイトに、ああしなさい、こうしなさい!と指示してしまう
  • つい、相手にとても負担を掛けてしまうような質問をしてしまう

「怒っちゃダメ、指示ばかりしていてはダメ、良くない質問をしてはダメ」。

うん、分かっちゃいるけど、辞められない。

ついつい。。ね。

な〜〜んて、子供や同じ会社のチームメイトに対するコミュニケーションでお悩みのみなさま、こんにちは。

もっともっと上手に質問できるようになりたい、@stayfoolish.comです。

さてさて、そんな皆様向けの今回の記事のテーマは「いい質問」です。

色々な著名人の方が、人間は本質的に…

相手から指示されたことよりも、自分で思いついたことに従うものだ。そのためには、指示よりも質問をするべきだ

的なことを言われていますよね。

「人を動かす」という書籍を書かれた「デール・カーネギー」さんしかり。

かのアインシュタインも「大切なのは、質問をやめないことだ」と言われてます。

相手とコミュニケーションする時に、自分の考えを押し付けるのではなく、うまく相手に自分で考えて、自分で答えを見つけて欲しいものです。

その方が、相手のためにもなりますし、自分より素敵な「答え」を持っているかもしれませんしね。

さーて、さて、能書きはコレくらいにしておいて…

今回も素敵な「本」に出会えたので、その本から僕が学んだ「いい質問の3つのコツ」のご紹介にいってみましょう!

※今回の本は「谷原誠さん」という、弁護士の方が書かれた本です。この記事の最後で詳細をご紹介させていただきます。

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そもそも、いい質問ってなに?

先ずは、はやる気持を抑えて、3つのコツの前に「いい質問とはどんなものなのか?」を明らかにするところからいってみましょう。

ダメな質問の7つのパターン

いい質問とはなにか?を知るためには、先ずは「ダメな質問の7つのパターン」を見てみましょう。

  1. ネガティブな質問
  2. 答えが無い質問
  3. 相手の答えを直ぐに否定すること
  4. 質問を連打すること
  5. 相手に負担を掛ける質問
  6. 刑事さんの尋問のような質問

具体的には…

「どうしてこんな事ができないのか?」というような、相手にネガティブな思考を強制してしまうような質問。

「何回注意されれば分かるのか?」というような、相手が答えようがない質問。

質問をした上で、相手が答える前に次の質問をしてしまう。

「私は、どうすれば良いですか?」というような、オープン過ぎて前提条件もなく、相手に負担を掛けてしまうような質問。

あいたたた、、結構、してしまいますよね。こういう質問。

でも大丈夫、大丈夫。ちゃんと「ダメな質問」だと認識するところから一緒に初めましょう♪
  

いい質問をする前に、よき質問者になろう

さて、お次はこれ。

今回の本の筆者が言うには「いくらいい質問をしても、よき質問者でなければ、相手は答えてくれない」と。

コレ、言われてみれば「確かに!!!」って感じですよね?

同じ質問をされても、答えたい相手と、答えたくない相手って、ぶっちゃけ居ますよね?

いつも自分のことを責める人、スキあれば自分をおとしいれようとしている人。過去に何度も裏切られたことがある人。

こんな感じの信頼出来ない人には、答えることを拒否してしまうか、本心ではない適当な答えを言ってしまったりするものだと思います。

では「よき質問者になるにはどうすれば良いのか? この問いの答えについて、この本の著者は6つあげてくれています。

  1. 外見(清潔、姿勢、笑顔、さわやか)
  2. 相手と似ているところを探す
  3. 相手を賞賛する
  4. 相手と多く会う
  5. 相手と協同する
  6. 相手と連合する

普段から、上記のようなことを心がけていれば「いざっ」というとき、よき質問者になれるでしょう。

よき質問者になれれば、自分が欲しい情報も得やすくなりますし、大切な子供やチームメイトを上手に育てることも出来るでしょう。
    

いい質問の3つのコツ

さてさて、ここまでで、いい質問をするための準備といいますか、前提条件についてご紹介させていただきました。

お次は いい質問をするためのコツ を3つ、ご紹介させていただきます。

この本、とっっても素敵で、もっともっと素敵なコツを紹介してくれているのですが、僕が「とくに!!」と思った3つに絞ってご紹介いたします。
  

いい質問のコツ #1 その気にさせる質問

さて、一発目の「コツ」は、相手をその気にさせる質問 です。

先ずは原則を知ることからはじめましょう。本の著者が教えてくれている「人をその気にさせる 2 大原則」は、下記のとおりです。

1.相手の自尊心を満足させること
2.相手の自尊心が傷つくのを回避させるために動くこと

この原則に従って「相手の自尊心を満足させるような質問」や「自尊心が傷つくのを回避させる質問」が、相手をその気にさせる質問とのこと。

後、僕が特に気になったポイントは2つ。

1つ目は「理性と感情」の関係。

この本で紹介されているのは「私達が動く時の、理性と感情の関わり方」です。

人間が動くには、まず感情が動いて欲求が発生し、その後理性でその行動(答え)を正当化するというプロセスを辿ります

だから、理性に関する質問(数字・金額的なものなど)は、相手の感情が動いた後にした方が良いということですね。
   

いい質問のコツ #2 人を育てる質問

さてさて、お次は 人を育てる質問 です。ちなみに、僕はこの本の中でもここの部分が一番好きです。

人が育つには、どういうプロセスを辿るのでしょう?

自分で考えて → 自分で行動して → 経験して → 振り返る

こんな感じのことを繰り返していくのが良いですよね。

そのためには、本人の思考を誘発しなければなりません。思考を誘発するには、質問をするです。

と筆者は言っています。

本の中には、人を育てるための質問の型(守破離で言うところの「守」)と、分かりやすい具体的な質問と回答の流れが記載されています。

その中でも、僕が特にコレはっ!と思った「質問の型」を 1 つご紹介いたします。

相手をその気にさせて育てるために、ネガティブな質問をポジティブな質問に変換するという方法です。

先ず質問に潜む価値観を抽出し、その価値観を満たすポジティブな質問に変換することです。

具体的に、この型の使い方としては…

先ず、頭の中にネガティブな質問が浮かんできたとしましょう。

例えば「なぜ、おまえはこんな事ができないんだ?」だとしましょう。

この中に潜む「価値観」はなんだと思いますか?

はい、「おまえなら、出来るはずだ!」というところが価値観になります。

次にこの価値観を満たす、ポジティブな質問に変換すると…

「出来るようになるために、何か僕に手伝えることある?」とか

「今回出来なかったのは、何が原因だったの?」とか

「出来るようになる」という方向性に向いた思考を誘発するようなポジティブな質問になると。

こういうわけです。

や〜〜、なんか、こういう風に、型やプロセスをはっきりと明示してくださり、なおかつ、それを使った具体的な例まで記してくれているので、ホント、とっても分かりやすいです。
   

いい質問のコツ #3 自分を変えるいい質問

さてさて、今回ご紹介させて頂く最後のコツはこれ。

自分を変えるいい質問

この本では、1章〜5章までが特定のケースを想定した、相手とのコミュニケーションにおける質問の使い方や、原則を紹介していて、最後の 6 章でこうあるのです…

考えるというのは、自分に質問することです。自分に良い質問をすれば良い方向に思考が回転し、悪い質問をすれば悪い方向に思考が回転します。

きゃーー!!

もー、刺さりまくりですよね、この言葉。

いい質問をするための、準備を整え、質問の型を覚え、相手にいい質問をすることで、相手を育てることも出来るし、相手から好かれることも出来る。

更にさらに、それだけではなく、そこで覚えた「いい質問」を使うことで、自分の人生まで素晴らしいものに出来る可能性があると。

一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もいっちゃいますね。

このテーマに関して、僕が一番気に入ったのは、これです、これ。

1.よく出来きた点は何か?
2.それはなぜ上手くいったのか?
3.今後も続けた方がよいことは何か?
4.上手くいかなかった点は何か?
5.それはなぜ上手くいかなかったのか?
6.今後やめた方がよいことは何か?
7.今後改善すべき点は何か?

僕のいる業界では、自分たちがもっと上手に仕事を出来るようにするために、ふりかえり というものを行って、自分たちの活動をカイゼンしていくことが一般的になってきています。

他の記事(LEAN COFFEEで「ふりかえり」をより少ない労力でより価値が高いものに!)でもご紹介させていただいていますが、ふりかえりの型の一つである KPT をしっかり学ぶには、下記の書籍がとてもおすすめです。

   

さてさて、今回ご紹介させていただいた本ですが、谷原誠さんという方が書かれた「いい質問が人を動かす」という本でした。

この本、ページ数的には 270 ページぐらいで、質問のユースケース毎に章立てされており、6章構成となっています。

質問のプロである、弁護士さんによる「質問の型と、具体例」はとても分かりやすいです。

更に、さらに、各章の終わりには、その章で取り上げた質問のテーマの「チェックリスト」が掲載されており、これがまた事あるごとに見直したい素敵なリストになっています(素敵過ぎるので、僕は自分用にこのチェックリストをスプレッドシートに写経してどこでも見れるようにしました)。

「いい質問をしたい方」は勿論のこと、子供やチームメイトとのコミュニケーションの仕方に悩まれている方など幅広い方に、とても役立つ内容になっていると思いますので、ぜひ、買って熟読してみるといいと思います。

そうそう。

僕は、上記の書籍の中で紹介されている「ソクラテスの弁明・クリトン」も、年末年始休みの間に読んでみました。

ソクラテスと言えばの「問答法」や「無知の知」などについて、書籍をとおして体感できるとても良い書籍だと思います。

なんと言っても、僕がこの本の中で僕が一番、心に残ったソクラテスの言葉は…

彼は諸君を幸福であると見えるようにするだけであるが、私はそうあるようにさせるのだからである。

っという、フレーズです。
とても、素敵すよね、このフレーズ。

ソクラテスの見事過ぎる、試問を中心としたやり取りを体感してみたければ、下記の書籍も併せて読まれると良いと思います。

質問の力を感じることが出来ることに加え、ソクラテスの生き方に、つよく強く感動しました♪

ではでは、また、次の記事でお会いしましょう♪

P.S. 今日、12月24日は、愛娘ちゃんの誕生日です。この本が読めるぐらいの年齢になったら、愛娘ちゃんにもぜひ、読んで欲しいと思います。

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