コーチとしての在り方を「すべては前向き質問でうまくいく」で学ぼう
みなさま、こんにちは。@stayfoolish.comです。
「すべては前向き質問でうまくいく」という本が凄く良かったんです!
僕思うに、コーチとしての在り方を学べるというか…
自身の内面を整えることの価値や、その方法を学べる感じの良書だと思います。
ストーリーテイストで書かれているので、サクッと読めちゃうのもいい感じで、ベンという主役の男性が仕事で壁にぶち当たり、その影響もあってか奥さんとの関係性も拗れてしまいます。
エグゼクティブ・コーチであるジョゼフと出会い「クエスチョン・シンキング」という考え方に出会い、それを生活に適応していくことで、仕事の問題も奥さんとの問題も解決していくって感じのストーリーです。
ではでは、早速、書籍レビューにいってみましょうかね。
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目次のご紹介
本書は6章から構成されていて、章構成は下記のとおりです。
- 1.人生を変える質問力
- 2.選択の地図との出会い
- 3.「批判する人の道」を行くと泥沼にはまる
- 4.「学ぶ人の道」を行くと未来がひらける
- 5.自分を責めない、人のせいにしない
- 6.まず、受け入れる
- 7.思考と行動を変える、究極の質問とは?
- 8.困ったときは、質問ブレーンストーミング
- 9.思い込みにとらわれないために
- 10.偉大な成果は、偉大な質問から始まる
- 11.すべては「前向きな質問」でうまくいく スペシャル・ワークブック
1章から10章までが、ストーリーで、ページ数は230程度です。
最後の11章は、そのタイトルのとおり、自身の在り方をトレーニングするための演習や、ツールが紹介されています。
この本を読むことで学べる特に心に残ったテーマ
選択の地図
人間は、人生のどの瞬間にも「学ぶ人の道」と「批判する人の道」のあいだで選択を迫られており、どんな人にでも「批判する人」になるときがある。だけれども、この「選択の地図」を頭に思い浮かべたり、「批判する人の道」から「学ぶ人の道」へ移行するために、スイッチングクエスチョンという問いを自分自身に対して問うことで「学ぶ人の道」に戻ることが出来る。という感じの内容です。
他の人の発言や自身に対して影響を及ぼす出来事に対して、反射的に反応するのではなく、その時の自身の内面を観察し、反応を選択しよう。というメッセージが印象的でした。
7つの習慣を読んだことのある方なら「主体的である」という習慣との繋がりを思い浮かべる方が多いのでは?と思います。
僕自身、7つの習慣の第一の習慣である「主体的である」状態を増やすための、具体的なプラクティスの一つをこの本から学んだと感じています。
「学ぶ人の道」と「批判する人の道」
本書の至るところで、両者の違いについて丁寧に説明してくれています。
例えば、両者の心の状態の違いとして、学ぶ人は「知らないということを尊重する」が、批判する人は「知ったかぶりをする」。
はたまた、質問の違いとして、学ぶ人は「なにをしたらうまくいく?」。批判する人は「なんでこんなひどいことが起きたのだろう」。
上記はほんの一例ですが、読み進むにつれて「批判する人」の特徴が、なんというか、骨身に染みますね(笑)。
この本を読んで、無意識で自分自身に発している質問について、観察し「あ〜、こういう質問を自分自身に対して問うているんだな」。
「あー、、、この質問は【批判する人】としての質問だよな…学ぶ人ならどういう質問になるかな?」
と冷静に自分自身を見つめ直せる頻度が増えたように感じます。
本書では「批判する人の道」から「学ぶ人の道」へ移行するキッカケ作りの一つとして下記が紹介されています。
自分が「批判する人」になっていることに気付いたときには、立ち止まって深呼吸をし、そのとき自分に向けた質問に目を向ける
こんな雰囲気で、とても学びが多い書籍だと思います。
それでは、今日はこんなところで。
まったねーーー!