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インターネット業界に居るのですが、情報収集ばかりで、”発信” 出来て無いなぁと思い、一念発起してみました。

コーチとしての在り方を学べる「1兆ドルコーチ」が素敵!書籍レビュー

   

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1兆ドルコーチ

1兆ドルコーチ

みなさま、こんにちは。@stayfoolish.comです。

シリコンバレーのレジェンドと言われる 「ビル・キャンベル」 から成功の教えを聞いてしまおうという主旨の 「1兆ドルコーチ」 という本が凄くよかった!

内容の紹介については以降でレビューしますが、表紙のデザインや紙の質的なところも僕に合っていて、読む喜びを増幅させてくれました。

青と白で統一されたデザイン。

なんか、高級感があって良いですよね〜。

あと、ハードカバーなのに柔らかめな素材なので、本をめくりやすいです。

ではでは、早速、書籍レビューにいってみましょう〜!

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こんな人にオススメ

この本は、主役である「ビル・キャンベル」(すでにこの世にはいない)と関わりのあった、Googleの「エリック・シュミット」ら3名が、彼からの教えを纏めた本です。

本を読んでいると、ビル・キャンベルの「プロダクトよりも、会社組織よりも、なによりも、まず、チーム・人に焦点をあてる姿勢」と、なによりも「人に対する愛情の深さ」に驚きと感銘を感じます。

彼がコーチした対象は、フットボールチームから始まり、アップルのスティーブ・ジョブス、GoogleのCEO達、アメリカの元副大統領であるゴア、ツイッターの元CEOであるディック・コストロなど相当たるメンバーです。

ビル・キャンベルが、彼らをコーチする様子が詳らかに紹介されており、コーチングのテクニック的なところも学べますが、コーチとしての在り方、世界の見方といったマインド的なところを「これでもか!」と刺激されまくりながら学べるのがこの本の本当に素敵なところだと思います。

っということで、僕が想像できる範囲ですが、この本をおすすめしたい人は下記の感じです。

  • アジャイルコーチ
  • スクラムマスター
  • 子育て中の親
  • 部下を持つ上司

などなど、挙げればキリがなさそうです。一言でいうと「人との関係性をよりよりものにし、人の最良の部分を最大限に引き出したい」と思っているあらゆる人にオススメできる良書だと思います。
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目次のご紹介

本書は6章から構成されていて、章構成は下記のとおりです。

  • 1.ビルならどうするか?
  • 2.マネージャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる
  • 3.「信頼」の非凡な影響力
  • 4.チーム・ファースト
  • 5.パワー・オブ・ラブ
  • 6.ものさし

6章までのページ数は、281ページで、その中で、ビル・キャンベルが実施したコーチングの事例が豊富に掲載されています。

本書のいたる所で述べられている「コーチング」に必要な姿勢として…

  • 相手に対して思いやりをもつこと
  • チームファーストで取り組むことの大切さ
  • ビジネスの場に愛情を持ち込むことの大切さ

がとても大事だと触れられていますが、本書を読み勧めていくにつれて、上記の具体的な例についても知ることができると思います。
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この本を読むことで学べる特に心に突き刺さったテーマ

人がすべて

これは、この本のいたるところで発せられている、ビル・キャンベルの「軸」とも思われるメッセージです。

例えば、この本の中で「ビルのメソッドの4つの側面」として下記が紹介されています。

1.コミュニケーション
2.敬意
3.フィードバック
4.信頼

これら全ては、人を大切にするが故の側面だと感じ取れますよね。

また、本書の中で…

「マネージメントは、人がエネルギーを解放し、増幅できるような環境を作りなさい。

支援・敬意・信頼でそういう環境を作るのです。」

的なビルの言葉も紹介されています。

他にも、人がすべてという信念を具現化するための方法として、1on1のフォーマットや具体的なやり方が紹介されていたり、最高な聞き手となるためのヒントが紹介されていたりします。
  

フィードバックのコツ

こちらも珠玉のメッセージがてんこ盛りです。

フィードバックを与えるときは、相手を大切に思っていることを分かって貰えるような形で本音を伝える

とか…

建設的なフィードバックは、相手が安全だと感じているときにだけする

など、など。

また、コーチ自身がリスクを取り、たとえ自分の立場を脅かされても、チームにとって最善のことを臆さずに主張する勇気を持つのだ。つまり、ずけずけと意見を言うのだ。またそのような人を重んじろ。とも言っています。

フィードバック。特にネガティブなフィードバックはとても難しいですよね。

いつ、言おうか?
相手が一人になるまで待とうか?すぐ伝えるか?

どういう言い方をしようか?

など、この辺りの疑問についても、ビル・キャンベルならこうする。的なことが学べます。
  

ビジネスに愛を持ち込め

これは、言うが易し…の最たるものですよね。

この本を読めば、ビル・キャンベルがこのことを、どれだけ真摯に、誠心誠意扱っていたのか?という事例が紹介されています。

本を読んだからといって、簡単に真似できることではないでしょう。

ですが、この本を読むことで、愛の力を改めて認識し、それを意識するためのキッカケは与えてくれると思います。
  

この他にもビシビシと刺激を受けるメッセージや、具体的なアプローチまでも紹介されている「1兆ドルコーチ」。

ほんっっとーーに、凄くオススメですよー。

それでは、今日は以上で。

まったねーーー!

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