43歳で3人目の妊娠発覚!経済的に不安だったので節約のために手当・補助を調べてみた
2018/03/31
「3人目の子供を生みたいけど、経済的に不安だから産めなそうだよ。」
2人の子供を育てて、2人共ある程度大きくなったことだし、3人目行っちゃう!?子供多いと楽しそうだし、年を取ってからの子供は孫みたいでとても可愛いという話を聞くしさーー♫
・・・だけど…お金が無いからちゃんと、家族に不自由させることなく、ちゃんと3人目の子供を育てられるか、とっても不安という父親は沢山いるのでは?と思います。
「4人家族でも生活が大変なのに、さらに1人増えるなんて…
『大丈夫か!?俺っっっ!?!?』」
不安を払拭するぐらいの大きな収入や、貯金がないと3人目を産むことをためらってしまいますよね。
1人目の時でさえ、経済的に不安で、2人目のときも凄く不安でしたが…「金は天下の周りモノ、子育て費用、なんとかなるでしょ!」っと思って2人を育てて早10年(長女:13歳、次女:10歳)。まぁ、いまんとこ、なんとかなっています。
子育てって当然お金が掛かりますが、出産やその後の子育てについて、かかるお金をいただける、それはそれはありがた〜〜〜い制度が結構あるのです。
3人目を産みたいけど、経済的に不安!という方に是非!!
我が家の家族が増える将来に向けて、何かしら節約できることがあればと、町田市の手当・補助について色々調べてみたので、同じような悩みをお持ちのあなたにも!っと思い記事としてまとめてみました。
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平均的な出産費用は?
先ずは平均的な出産費用として、どのくらい掛かるのでしょうか?
厚生労働省保険局の「出産育児一時金の見直しについて」(平成26年7月7日)を読んでみて、分かったことをざっくりとまとめるとこんな感じです。
東京都における、入院日数7日間の入院料・分娩料・検査・薬剤料などを含めて「¥497,872」
料金の内訳や、全国の都道府県別の費用などの詳細を知りたい方は、この資料にさーっと目を通してみるとよいでしょう。
ちなみに、全国で出産費用には結構な差があるようで「最高値」は”東京都”の「¥497,872」で、「最低値」は”鳥取件”の「¥335,607」でした。
なんともその差は10万円以上。
かなりの差があるものなのですねぇ〜。
どんな経済支援があるの?
さてさて、お次は経済支援の内容をザクっと見ていきましょう。
【出産・子育ての経済支援の一覧】
手当・補助の名称 | 手当・補助の概要 | 問い合わせ先 |
---|---|---|
出産育児一時金 | 子供一人につき原則42万円支給 | 加入している健康保険 |
乳幼児医療費の助成 | 6歳到達後の最初の3月31日まで助成 | 区市町村 |
義務教育就学児の医療費の助成 | 6歳に達する日の翌日以降の最初の4月1日から15歳到達後の最初の3月31日まで一部助成がある | 区市町村 |
未熟児、小児慢性特定疾病や身体障害等の児童に対する医療費の助成 | その疾患・障害にかかわる 医療費を助成 | 区市町村 |
児童手当 | 15歳到達後の最初の3月31日までの間にある児童を養育する保護者を対象に児童一人につき月額5千円〜1万5千円 | 区市町村 |
幼稚園の就園奨励費補助金、就園補助金 | 私立幼稚園に在籍する園児の保護者を対象に、保護者が支払う入園料・保育料・その他納付金の負担を軽減 | 区市町村 |
上記以外にも「収入が少なく、分娩費用の支払いが困難な場合」の”入院助産制度”や、「ひとり親の家庭の場合」の”児童扶養手当、福祉資金の貸与、医療費助成、ホームペルプサービス”などの支援策があるようです。
3人目ならではの手当・補助
その1:児童手当
第一子と第二子の児童手当と第三子の児童手当の違いは下記のとおりです。
【第一子と第二子の児童手当】
年齢 | 金額 |
---|---|
3歳未満 | 月額1万5千円 |
3歳以上小学校終了前 | 月額1万円 |
小学校終了後〜中学校終了前 | 月額1万円 |
【第三子の児童手当】
年齢 | 金額 |
---|---|
3歳未満 | 月額1万5千円 |
3歳以上小学校終了前 | 月額1万5千円 |
小学校終了後〜中学校終了前 | 月額1万円 |
条件的なものとしては「所得制限」があることで、ある一定以上の所得がある家庭については一律「5千円」となるようです。
その2:幼稚園の就園奨励費補助金、就園補助金
こちらは、管轄する自治体によって補助内容が異なるようです、しかも、世帯状況や、19歳未満の扶養親族の人数、父母およびその他の扶養義務者の市民税所得割額などの条件により補助金額が異なる感じなので、参考値として、ざっくりと町田市の場合を調べてみました。
- 最低額:422,000円
- 最高額:39,600円
ん〜、かなり開きがありますね。
条件の違いによる、補助内容などの詳細についてはコチラをご覧になると良いと思います(町田市のものですが)
その3:第3子以降保育料減免事業
この制度を取り入れている自治体では、第3子が満3歳を迎える月から卒園まで、幼稚園などの保育料を無償にする取り組みがあります。
けど、残念ながら町田市ではコチラの事業は取り入れてないようです。
3人目で必ず貰っておきたい手当・補助金
さてさて、ここまでで各種手当や補助金を見てきましたが、条件が緩くて貰える幅が広そうな手当・補助金について整理してみました。
出産育児一時金
国民健康保険や健康保険組合から出る「出産育児一時金」。健保や国保の種類や加入期間に関係なく、受取ることができる点がうれしいですよね。
一時金ですから、一回限りボーナスのように支給される家計にはとってもありがたい制度なのです。
また、出産をした日の翌日から2年間まで申請することが出来るので、出産のドタバタを過ぎた後に余裕を持って申請できるのも良いですよね。
この出産育児一時金ですが、3つの申請方法があります。
1.直接支払制度
こちらは、医療機関で申請する方法です。
分娩の予約をしてから退院するまでの間に、医療機関の方で手続きをしてくれる制度が「直接支払制度」なのです。
申請方法はとっても簡単。医療機関から渡される申請書に必要事項を記入するだけで手続き完了です。
各健康保険から病院に42万円が支払われて、退院時はかかった費用から42万円を引いた額を支払うだけで、逆に、入院・分娩の費用が42万円より安かった場合は、申請すれば差額が指定口座に振り込まれることになっています。
2.受取代理制度
これは、上述の「直接支払制度」を導入していない医療機関の場合の申請方法です。
病院に手続きをしてもらうのではなく、市区町村の役所に申請をする所が、「直接支払制度」と違う点です。
手続きをする場所が違うだけで、流れは「直接支払制度」と同じく差額分だけを支払うか、受け取ればOKです。
3.出産後の申請
出産後に申請書を健保組合、または市区町村の役所に提出すると、指定口座に42万円が丸ごと振り込まれます。
因みに、ちょっとしたお得・節約情報のオススメです。
この出産一時金ですが、纏まってそれなりの金額を支払うことになるので、クレジットカードで支払うことでその分のポイントをゲットすることができますよね。
そう、これを利用しない手は無いと思います。
普段お使いのクレジットカードでも全然OKだと思いますが、我が家で大活躍中のカードと言えばこの「イオンカード」。
ポイント還元率は、まぁそれなりですが…
家の近くに「イオン、ビブレ、マックスバリュやイオンスーパーセンター」がある方は「毎月20日30日の5%OFF」特典を受けられるので、お子様を出産後の生活においても継続的に役にたつと思います。
児童手当
2つ目はこれ「児童手当」。
所得制限はありますが、制限内であれば、小学校修了前まで、月額で1万5千円が貰えて、中学校では月額で1万円が貰えるのです。
所得制限に引っかかってしまった場合でも、月額5千円が貰えます。
それぞれの場合で合計すると…
所得制限内 「1,980,000円」
所得制限外 「900,000円」
ん〜〜、大きいですよね。
気になる所得制限の条件ですが、子供が三人いて奥さんが専業主婦の場合の収入制限の目安は「1,002.1万円」となります。
つまり、年収(手取りでは無い)ベースで、約1,000万円以内であれば、3人目のお子様の児童手当は「1,980,000円」貰えることになるのです!
そして、そして、申請忘れをしないようにしたい申請方法と期限です。
出産した日の翌日から15日以内に、役所に申請する
これが条件です。先の「出産一時金」よりも申請期限がシビアなので、くれぐれもお忘れ無いようご注意ください。
それでは、今回の記事はこんな感じ。