企画力を高めるために!【オススメの3つの書籍】
2016/05/24
企画部門にアサインされたり、新規事業の立上げ部署にアサインされたり、プロダクトマネージャーや、プロダクトオーナーに任命されたり、自ら起業したりして・・・
企画力を高める ゾ! とか…
世の中に「うおっ!?」と言われるような、衝撃的なものを生み出したいゾ! とか…
より多くの人を「ハッピーにしたい」ゾ!!とか…
新しいものを生み出して、それを成長させる過程で自分自身が「ワクワクしたいぞ!」とか…
な〜〜んて、思っている方なら・・・
- どうやったら、新しいものを創れるのか?
- どうやったら、受け入れられるのか?
- 受け入れられるモノはどうやって考えればよいか?
- そのためには、日頃どんな考えを持っていれば良いのか?どう習慣化すれば良いのか?
・・・と、悩みますよね?
このあたりの書籍は色々ありますが、企画力を高めるために 僕が特にオススメしたい書籍を 3 つ、ご紹介させていただきます。
これらの書籍は、僕が実際に 企画をする時にとても助けて貰っているもの ですし、僕の “信頼する、とても偉大な企画のお師匠様達” にオススメして貰ったものです。
僕が十数冊の書籍を読み、中でも「これわっ!」 と思ったとてもリスペクトしている、愛おしい書籍達です。
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アイデアのつくり方
先ず最初にご紹介させて頂きたい書籍は、なんといってもコレです。
あまりにも有名ですが「アイデアのつくり方 ジェームス・W・ヤング」です。
アイデアをどうやって手に入れるかという質問への解答がここにある
書籍の冒頭で上記の記載があるとおり、この書籍では アイデアを手に入れる為の「一つの公式」 を提示してくれています。
目次やまえがきから、あとがきまで入れても「100ページ」ぐらいの 短い本で、サクっと読めちゃいます が、とてもとても中身が濃い、アイデアのバイブル的な本です。
発想する会社!
次は、IDEO のトム・ケリー氏の書籍です。
世界的にも有名な、デザインファーム会社である IDEO で実施されている 「イノベーションを起こすための具体的な技法」 が紹介されている書籍です。
僕は、この本を読んで IDEO が大好きになりました。読んでいて、とても「わくわく、どきどき」とした気分 になれます。
自分に、こんな文化を持った会社を創ることができたら、どんなにシアワセなことだろう♪と思います。
IDEO の企業文化が多く紹介されていますが、普段の習慣として取り入れられるように、かなり具体的な技法を紹介してくれています。
- 新たなアイデアを、必要とされるものに仕上げる為に、人間が作ったものの「バグ」をリスト化しておく
- 上記と同じ目的で、人間が作ったものの「これは良く工夫されている」ものをリスト化しておく
僕は、この書籍で紹介されていた上記の切り口で、気づいたことがあればその場で直ぐに Evernote にメモってます。
考具
最後に、加藤 昌始 さんの「考具」です。
考えるための道具、それを『考具』と呼んでみましょう。
『考具』はあなたをアイデアに溢れた、企画型の人間にします。『考具』を手にすれば、あなたのアタマとカラダが「アイデアの貯蔵庫」「企画の工場」に変わります。
書籍の冒頭に、上記のような記載があります。な〜〜んか、勇気がわきますよね!?
この書籍は、企画会社に入社した際に、かなり多くの先輩方が口をそろえてオススメしてくれたものです。企画マンを目指す方に限らず、もっと上手に考えたい!と考えていらっしゃる全ての方にオススメしたい書籍です。
- “必要な情報” を頭にインプットするために、カラーバスをしよう
- 上記と同じ目的で、臨時の新聞記者になりきってみよう
- “アイデアを拡げる” ために、マンダラートをしてみよう
- “アイデアを企画に収束” させるために、5W1Hで整理してみよう
などなど、と〜〜〜っても良い『考具』が紹介されています。
最後に
これらの本を読んで、いきなり全てを使いこなすのは、厳しいと思います。
ですが、1個か2個「あ、これなら出来そう!」とか「なんか自分にあってそう♪」と思えるものがあると思います。
先ずは、自分のアンテナにぴぴぴっと引っかかった「考え方や具体的な手法」。それから初めてみるのが、良いかなぁ?と思います。
ちなみに、僕は “必要な情報” を頭にインプットする系の下記手法をちょっとした隙間時間や、通勤途中に実施しています。
- 『考具』で紹介されている「カラーバス」と「マンダラート」
- 『発想する会社!』で紹介されている「バグリスト」と「これは良く工夫されているなと関心したものリスト」
- あと、企画までなかなか練り上げられず、心が折れそうな時などは『アイデアのつくり方』を読みなおしてます