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インターネット業界に居るのですが、情報収集ばかりで、”発信” 出来て無いなぁと思い、一念発起してみました。

とても素敵なコーチング。直ぐ始めたい衝動を抑え先ず意識したい3つの心構え

      2017/01/15

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コーチングの目的と前提

目的と前提

By: Jackly


 

コーチングの目指しているところは、Wikipedia によると

”対話によって相手の自己実現や目標達成を図る”

と定義されています。
 

また、コーチングの前提となる考え方には、


”1. 人間は無限大の可能性を持っている”
”2. 答えは相手の中にある”
”3. 答えを見つけるパートナーになる”

という 3 つがあるそうです(何かの本で読みましたが、すみません、本のタイトルは忘れました)。
 

僕は、コーチングが目指しているところや前提となる考え方に、とても共感を持っていて、書籍やインターネットにて、勉強中という状況です。
 

コーチングって、スポーツやビジネスでのコミュニケーションに留まらず、子育てでも活用出来たりしますよね。
 

最近、子育て系の本を幾つか斜め読みしたり、愛娘ちゃん達と接していて思ったのですが、無限大の可能性、興味心や向上心を持った子供には、コーチングはとても良いコミュニケーション方法 なのだと思います。

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コーチングの難しいところ


 

ただ、コーチングはとても難しいと思うんですよね。
 

よく言われる、4 つのコーチングスキルである、

      傾聴(聞き方のスキル)
      承認(伝え方のスキル)
      質問(問い方のスキル)
      提案(本人が作った枠の外に連れ出す為の、勧め方・求め方のスキル)

も、もちろん一朝一夕で出来るものでは無いと思うのですが、それ以前に、 相手の心理状態や、会話の背景から、「そもそもコーチングを行うのが良いのか?/行える状況なのか?」を感じ取る事が、とても難しい と思うのです。
 

僕もコーチングのプロでは無いです。

まだまだ勉強中の身なのであまり偉そうな事は言えないのですが、でも・・・
 

何でもかんでも、質問攻め にしていて、相手が回答に困っていたり。
相手が質問攻めにされる事をストレスに感じているように見えたり。
質問攻めにする相手に不信感を持っているように見えたり・・・
 

そんな状況に出くわしてしまった時などに「おいおぃ、それは、ちょいと違うでしょ?」っと思う事がチラホラあるのは残念なところです。
 

こういう場面を作ってしまわないようにするために、コーチングをする前に必要なことですが、僕思うに・・・
    

コーチングをする前に意識したい 3 つの心構え


 

冒頭で紹介させて頂いた「コーチングの目指すところ」、「コーチングの前提となる考え方」という 2 つに加え コーチング対象となる相手へのおもいやり が重要なんだろうなぁと思います。
 

コーチングの目指すところ

 
冒頭でも書きましたとおり、コーチングの目指すところは、”対話によって相手の自己実現や目標達成を図る” こととされています。
 

では、対話によって相手をサポートする為には、何が必要なのでしょう?
 

ちょっと飛躍してしまうかもしれませんが、僕は、働くのは人間の本性であり、目標達成に向けて努力し自ら責任を取ろうとする。という「性善説」と、人というものは弱いものなのだ。という「性弱説」 を併せて意識しておく事が重要だと思うのです。
 

ほとんどの人は、「もともとは悪さなどする気は全く無いし、悪さなど絶対しない」と考えていると思います。
 

でも、何かの拍子に ほんの出来心… とか、勇気がなくて… とか、そんな感じで気がつくとマイナスの行動をとってしまうこともあるのではないでしょうか?こう考えると、性善説はもちろんですが、この「性弱説」という言葉が凄くシックリとくるのです。
  

コーチングの前提となる考え方

 
冒頭で書いた「3 つの前提」全てが大切だとは思うのですが、その中でも一つだけ選べ!と言われると、僕は 答えは相手の中にある を選びます。
 

それは何故かと言いますと、逆説的に考えると当たり前かもしれませんが「答えが相手の中に ”無い” 状態」の時は、コーチングは成り立たないと思うからです。
 

では、答えが相手の中に無い状態とは、どのような時なのでしょう?
 

たとえば、あるテーマに関して、コーチング対象の相手の心の状態が ”マイナス状態” にあるとします。テーマに関する障害について、乗り越えよう、解決しよう、なんとか答えを見つけよう!と思うでしょうか?僕ならそんなイイカンジのモチベーションになることは出来ません。
 

やりたくないなぁ… とか、取り敢えず後に回しとくかなぁ… とか、解決したい、というより、逃げたい!!というマイナスのモチベーションにつながると思います。そういう状態において、質問攻めされている自分を想像してみてください。ウンザリ。。。しますよね?
 

反対に、あるテーマに関して、コーチング対象の相手の心の状態が ”プラス状態” にあるとしたらどうでしょう?そういう状態だと、テーマに関する障害について、なんとか乗り越えよう!解決したい!!というプラスのモチベーションにつながり、コーチングも有効に働きやすいのだと思います。
  

おもいやり

 
前述のコーチングの「目指すところ」と「前提となる考え方」に記載させて頂いた内容もとても大切だと考えているのですが、僕が最も大切にしたいことは おもいやり です。
 

「コーチングを行う前にちゃんと相手との信頼関係を築く事ができており、コーチング中もそれをちゃんと継続していく事」、つまりは、 相手を大切に思う気持とそれをちゃんと相手に伝え続ける事 これがしっかりと出来ていると、たとえ、コーチングスキルがそんなに高くなくても、少なくともコーチングを行う事によって、相手との関係まで壊してしまう事は無いと思うのです。
    

おわりに…

さてさて、このサイトでは、こんな感じで、僕が書籍やネットで勉強した事をベースに、自身の生活の中で感じたこと/自分の理解を加えて、覚書的に色々と整理できたらなぁと思っています。
 

書くことで自分の頭も整理されますし、それが少しでもあなたのお役に立てれば… もぅ、最高過ぎで涙ちょちょぎれますよね。きっと。
 

ちなみに、僕がコーチングについて意識し始めたのは、結構最近 (3年程前) でして、とある講習を受けた時からです(SCRUM という「強くて、創造的で、最高に happy な開発チームを作るためのフレームワーク (あくまで僕の理解です) の認定講習)。
 

その頃から・・・
 

「あ、この人はコーチングを意識して、質問を繰り返しているのだろうけど、ちょっと極端過ぎないかなぁ?」とか
「この人ってば、コーチングのスキルとてつもなく高いなぁ!?コーチング的な会話と、そうでない会話の使い分けがとてつもなくバランスとれてて、すーんげ〜なぁ!!」とか
 

勝手に観察させて頂いちゃってます。マイペースにはなると思いますが、今後も、色々と ”発信” 出来ていけたらなぁと思ってますので、宜しくおねがいいたしますm(_ _)m

最後のさいごに、僕が大学の頃に大親友に教えて貰った本で、未だに自分の中で ”人生のバイブル” だと思っている書籍をご紹介いたします。何度も友達に貸してそのままとなり(笑)その度に、何度も買い直しています。今自宅にあるこの本は 3 代目位のはずです。

人を動かす秘訣は、この世に、ただひとつしかない。この事実にきづいている人は、はなはだ少ないように思われる。しかし、人を動かす秘訣は、まちがいなく、ひとつしかないのである。すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせること—これが、秘訣だ。by D・カーネギー

このページで書かせて頂いた内容に関しても、この本から大きな影響を受けていると思います。
    

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます♪

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